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2009/07/21

がんと闘うために　栄養管理し体重維持を　ＥＰＡ　代謝異常を正常化

(2)

テーマ：健康管理・増進、病気予防、抗加齢（若返り）、長寿、豊かさ探求(8473)

カテゴリ：病気・医療関連

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢（アンチエイジング）実践家てるです。
毎日毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。

昨日、「がん治療と統合医療」という講演会に参加しました。
日本の統合医療の第一人者で何度も勉強会でお世話になっている
水上治先生の歯に衣を着せない講演内容は最高でした。

概要の一部です。

◆日本だけガンが増加
　・先進国で日本だけガンが増加している
　・大半のガンは早期発見されていない
　・進行ガンの治癒は困難である

◆西洋医学のガン治療の問題点
　・西洋医学は完璧ではなくリスクもあるのに非治療、非西洋医学の
　　選択を許さない傾向が強い　（西洋医学は絶対真理ではない）
　・進行ガン患者に一切の希望を与えない傾向が強い　（余命告知等）
　・ガンは生活習慣病であり、全身病であるという考え方が乏しい
　・長年の免疫力低下が背景にあるのに免疫力を上げようという発想に乏しい
　・ここ１００年間進行ガンの治療性成績が改善しているとは言い難い
　・患者の価値観、人生観、死生観に寄り添おうとしていない傾向が強い

◆運動と食餌の重要性
　・適度な運動効果以上の薬はない
　・よい食餌療法も重要である

◆患者が賢くなることが重要
　・どんな治療をするかは患者が決める

疾病別死因推移06.jpg

経過のよいガン患者は統合医療を実行できた人が多いようで、
希望は最善の薬、絶望は毒薬です。

ガン患者の心理状態と生存率.jpg

日本はよい治療はあまり行われていないようです。

ガン治療は我流が横行.jpg

私のライフワーク：人生３大不安の健康、経済、孤独を解消するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。

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「ビタミンＣがガン細胞を殺す」という本
経過のいいガン患者は統合医療を実行できた人

********************************【以下転載】********************************

がん患者の約半数は診断時、既に体重減少がみられるといわれている。この減少を少しでも抑え、治療や日常生活に耐えられる体力を維持するために重要なのが、栄養管理だ。医療の進歩でがん患者の生存期間が長くなる中、がんの初期から適切な栄養管理を行うことで、ＱＯＬ（生活の質）を保つことが可能なことが分かってきた。

「体重減少が大きくなればなるほど、平均の生存期間も短くなります」と話すのは大隈病院（名古屋市北区）の谷口正哲院長。

体重減少には二つのパターンがある。がん患者特有の代謝異常によって起こる「がんによる体重減少」に対して、経腸栄養や静脈栄養法、栄養指導など従来の栄養管理では、患者がやせ衰えるのを食い止めることは難しかった。

「代謝異常が進むと、筋肉や脂肪組織の減少、食欲不振を招き、衰弱していく『がん悪液質』と呼ばれる状態を引き起こすため」と谷口院長は説明する。

一般的な摂食不良なら、体重や除脂肪体重だけでなく、体を休めている安静時のエネルギー消費量や筋肉をつくるタンパク質が分解される量も減っていく。しかし、がん悪液質の状態になると、体重や除脂肪体重などは減る一方で、安静時のエネルギー消費量と筋タンパク質の分解量は増えるのが大きな違いだ。

がん悪液質を招く理由として、がんに対する患者自身の体の免疫反応として出される「炎症性サイトカイン」や、がん細胞自身が放出する「タンパク質分解誘導因子（ＰＩＦ）」の働きが指摘されている。

そこでサイトカインの産生を減らし、ＰＩＦの濃度や活性を抑えることで、がん悪液質の状態を防いだり、遅らせたりすることができる。海外の臨床試験の結果などから、近年注目されているのが、サバやイワシなど青魚に多く含まれている栄養素、ＥＰＡ（エイコサペンタエン酸）。

サイトカインやＰＩＦの働きを抑え、代謝異常を正常化する働きが明らかになった。一日二グラム（サバ二百二十七グラム、イワシ百八十七グラムに相当）の摂取が効果的であることも分かった。

ＥＰＡに詳しい名古屋市立大大学院医学系研究科（名古屋市瑞穂区）の竹山広光教授（消化器外科）は「がん悪液質を引き起こすことが予想される患者には、がん初期からＥＰＡを豊富に含む魚食を勧めるなど、積極的な栄養管理が重要。体重が安定すればＱＯＬだけでなく治療効果も上がる」と強調する。

体重減少を食い止めるにはどうしたらいいか－。がん患者の栄養管理に詳しいせんぽ東京高輪病院（東京都港区）栄養管理室の足立香代子室長は「普段の食事に加え、ウナギやサンマなど脂の多い魚二、三匹と、ビタミンＣやβカロテンなど抗酸化ビタミンを含む緑黄色野菜五、六皿分をさらに食べる」ことを勧める。

そうした量の栄養をバランス良く効率的に補給できる栄養機能食品を、製薬会社「アボット　ジャパン」（東京都港区）が先月末に発売した。医薬品ではなく紙パック飲料なので、普段の食事に加えて一日二パック飲めばＥＰＡを二・二グラム摂取できるほか、タンパク質三十二グラム、エネルギーも六百キロカロリー分が補給できる。

足立室長は「がんと診断されたらまず体重を落とさないようにすること。魚を多く食べることを家庭でも心がけてほしい」と話す。

（出典：東京新聞）

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